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BACKDRAFT (STUDIO CENTER/LOWER LOT)

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所要時間 約30分
注意事項 杖、松葉杖、その他立つ事に障害のある方はご注意ください。
     特殊効果として突然床が振動したり暗くなる事が有ります。
     特殊効果として高温の火が使用されますので敏感肌の方はご注意ください。

同じ「LOWER LOT」にある『JURASSIC PARK ... THE RIDE』に訪れ、全身がビショビショになったら、冬場は特にこの『BACKDRAFT』を次のアトラクションとしてスケジュールを組んでおく事を強くオススメ致します。このアトラクションで体験する事の出来る「ある工場の大火災現場」を目の当たりにすれば、かなりの割合で乾いてしまう事は間違いありません。

『BACKDRAFT』は1991年に主演カート・ラッセル、ウィリアム・ボールドウィン、スコット・グレン、ジェニファー・ジェイソン・リー、ドナルド・サザーランド、レベッカ・デモーネイ、ロバート・デ・ニーロという文字通りの「豪華キャスト」で製作されたロン・ハワード監督の代表作となった映画であります。また、作品の中で展開される数々の火災の「特殊効果」は、その後幾つか作られた「火災」を「テーマ」にした映画群にも、未だひけを取らない出来栄えでありました。

更に、この映画が優れていたのは、『スター・ウォーズ』で知られるジョージ・ルーカスが創立した世界最高峰の特撮軍団『ILM(インダストリアル・ライト&マジック)』(「ハリウッド映画」における「CG効果」や「コンピューター・アニメーション」において彼らの右に出るモノはありません…。この会社が、1993年のスピルバーグ監督の大ヒット作品『ジュラシック・パーク』に登場する恐竜達を現代に蘇らせたのであります。まさしく「光と魔法工房」という名前がフサワシイ「ハリウッド映画」を大きく変えた会社です。)がこの映画の「音響効果」において新しい「システム」を開発し、映画内に登場する様々な種類の炎に「命」を吹き込みました。(実際に音響にかなりのこだわりを見せる事でも有名なルーカスは『THX LIMITED』という今ではどの映画館でも使用されている新しい「サウンド・システム」を開発した事でも有名ですな。)

そんな壮絶な「火災現場」をコンピューター制御によって完全にコントロールし、1時間に15回同じ「ある工場の大火災現場」を再現してくれます。
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この『BACKDRAFT』のアトラクションは3つの部屋から構成されており、順番に「映画『BACKDRAFT』の紹介」、「映画『BACKDRAFT』のメイキング」、そして最後の「ある工場の大火災現場」となっております。

最初の部屋、そして続く2つ目の部屋では、この映画の監督ロン・ハワード(彼についての詳しい説明は『STUDIO TOUR』をご覧下さいませ。)、主演のカート・ラッセルとスコット・グレンが登場し、映画『BACKDRAFT』を軸に「火災の恐ろしさ」についてを教えてくれます。実際の撮影現場でも様々な炎を相手に演技をし、「火災シーン」の撮影の際にはシカゴの消防士達と一緒に仕事をした彼らの言葉には、確かにかなりの説得力があり、観客を「感動」と「脅威」のハザマへと誘います。ココで上映されるショート・フィルムが語っている事と同様に、このアトラクションで展開される「火災」にはモノホンのプロフェッショナルの方々が参加し、その指導の元に映画、そしてこのアトラクションは完成されました。ご家庭でマネをする事のないようご注意下さい。

んが、しかぁ~しっ!コレだけ↑に書いておいてかなり無責任な事を書くようではございますが、日本の人気TV番組で、今では全米でも公開されている『料理の鉄人』にも使われたこの映画の「テーマ」で溢れるこれらの2つの部屋は、上映されるショート・フィルムを観る観客の為に3つ(あれ?4つだったっけか?)の、手すりによって隔たれたラインが設けられています。2つ目の部屋ではスクリーンの前で、ショート・フィルムの内容と一緒に「珍しい炎」のデモンストレーションも見る事が出来、これはこれで面白いのですが、実は、最後の部屋であり、そしてこのアトラクションの「最大の見物」である最後の部屋「ある工場の大火災現場」を「ベスト・ポジション」で楽しむ為には、これらの2つの部屋の3つのラインの内、スクリーンから一番離れたラインで待機する事をオススメ致します。

というのも、3つ目の巨大な部屋では、その前の2つの部屋で一番後ろのラインに居た人間が炎に一番近い所に行けるようなデザインになっているからであります。 この「ショー」の「展開」というか、「進行」はかなり良くデザインされているので、大概ドコに座っても楽しむ事が出来ます。ただし、もしも混んでいる場合には、同じ端っこでも、「入り口=出口」付近の座席よりも1番奥まで進んでしまった方が良いです。「ショー」の最後の爆発等を文字通り目の前で楽しむ事が出来ます。

なんだかんだとココに書くよりも、とにかく1度体験してみて下さい。ハマる事間違いなしですっ!

by 2moon1 | 2018-11-04 16:26 | UNIVERSAL STUDIOS | Comments(0)
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